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ISAO HAYASHI ☆ ride on art of my life ☆ 

嵐が過ぎて不幸中の幸い

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嵐が過ぎて不幸中の幸い


サクっとうどんを作って食べて家庭菜園を手入れしてから海へと向かった。。


嵐が過ぎて風は止みウネリが残ってサーフィンできそう。


怪しげな光の中で時より波がブレイクしている。
小さいながらも波乗りできそうだと着替えてパドルアウト。
丘から見るよりもサイズがあるけど胸肩くらいのたいして大きくもない波に少しは乗れるかと思ったのも束の間、ピークに着くやいなや入ってきた波の競り上がった波頭に無理して乗ろうとした一本目だった。
波に押されて立とうとした瞬間、後ろから捲られてボードについた手が滑り態勢を崩して顔面から板のレールにぶつかり鈍い音が頭に響いたまま波に揉まれた。
のだとと思う。一瞬のことで正確には思い出せないけど。

波をやり過ごした後に痛いと感じる顔を手で触れてみると皮膚が何やらパックリと裂けており指が中に入るではないか!と指をみたら血だらけ。。

一本も乗れずに海面にボタホタと血を流しながら岸辺へと戻り車のミラーを覗くと流血するレスラーのようで笑えない顔が可笑しかったけど余りに血が止まらずに焦ってきた。

噴き出る血に手縫いをあてがい急いでトラックを運転して病院へと向かった。
途中ガソリンを給油してスタンドの人に流血顔を見られて救急車じゃなくていいの?と助言された。
正直、段々と意識が霞んでいくのでヤバイかと思いながらも前をスローリーに走る大型トレーラーのお陰で安全運転で病院まで到着。


濡れたウエットスーツのまま病院に入ると緊急でオペしてもらい9針縫ってもらった。
何本かの血管と筋肉が切れて血が吹き出ていたとのこと、もう少しで頭蓋骨だったと医師に告げられた。

板に頭部をぶつけるなどそんなに珍しいことでもないのに今回は打ち処が悪かったのだろうか…

完全に自爆であり、なんとも情けないが眼が潰れずに助かっただけでも不幸中の幸いと思う。

寒くなってくると身体が硬くなるし、小さな波だと、心のどこかにおごりがあったのだろう。

普段の鍛錬も足りず、どんな時でも謙虚な気持ちで向き合わねば罰が当たるのだと痛感。

約一年前にも砂糖キビ収穫作業の忙しない時に空いた休みにサーフィンしてリーフを転がり頭を切って縫ったのを思い出した。

何事も気を付けよう。

これでしばらくはノーサーフ。

眉間がジンジンと痛い、薬飲んでしばらく休んだら仕事に集中して頑張ろう

師走の暮れで忙しないはずなのにボケかましてる己が恥ずかしい。

あーだこーだと好きなこと言わしてもらい失礼な自分ですが今回も外科医療に助けてもらいました。

何事も感謝の気持ちで己のできる事にもっともっと実直に向き合わねばと改めて額に刻み込んでます。
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ISAO HAYASHI
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魂の表現と命のあり方を探求するブログ。

絵を描き表現するのが生業。島で子育てしながら畑で汗かいたら海で波乗り。大自然の息吹の中で心を整えながら家族とこの星でサバイヴちぅ。

生まれてきた意味を味わいながらずっと自由でありたい。

ブログに掲載する写真、文章などを転載する際は[isao hayashi " ride on art of my life " ]のクレジット表記とリンクをお願いします。

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