この二週間はと言えば人生を左右するイベント・潮目が立続けにあって、その山場をとりあえず越えた安堵感からだろうこの二日は死んだように寝て風邪で凍える身体から汗を絞り出していた。風邪で身体が重いのはもちろん、それ以外にもずっと気になっていた身体の調子が悪いヶ所を再度調べて治す為に今日は朝から踏ん張り３院の医師と会った。

最初の医者は赤ベコ似の優しい人だ。２７歳の時に血中のヘモグロビンが3.いくつになってる状態を発見して命拾いさせてくれた恩人でなにやら医師会のお偉いさんらしいが、今日は他院への紹介と風邪の処方箋だけだからと診察料はいらないと下町の赤ヒゲ的ところが素敵な紳士。結構痩せていたけど顔は健康そうだし、こちらの具合が悪くならないと訪ねない人だけに久々に会えて嬉しかった。

最近用事で街に出ると屋内外の気温と体温差から汗をかきまくってインナーが濡れてしまい、それが冷えてとても寒い思いをしている。そんな事が分かっているなら着替えを持参するのが筋というものだけど、今日は幸運にも丁度良く欲しかったロンスリや厚手ソックスがタイミング良くしかも激安で手に入ったので早速トイレで上だけ着替えると寒さは無くなり体温の安定を取り戻して気分が落ち着き楽になった。当り前のような事が出来ずに堂々巡りになっていることがある。荷物と分かってても持っていた方が良いものが身に染みる。

二院目はこれまた赤ベコ先生に以前ご紹介うけて以来診てもらってる眼科医で、訪ねた時間が丁度休診の昼休みを挟んでしまい視力検査後は午後の診察が始まるまで時間を潰しに上野の森にきて日当たりのいい落ち葉の多い場所に寝っころがった。

大昔はこの丘が当時の海との境だったらしい

風に揺れる木々の囁きの中、鳥が鳴き人々が行き交う気配、少し離れて木琴で演奏するガーシュインのラプソディ・イン・ブルーが聞こえる。横になり失った意識は半刻ばかりの時を経て、笛の音色で眼を覚ますと森に共鳴している音は大きくて優雅な「コンドルが飛んでゆく」から軽快な「コーヒールンバ」に変わっていた。

暖かな陽に包まれて気持ちいい午後。
今日は死ぬのにちょうどいい日なのかもしれない。そう思わせたのは太陽の暖かな光りと熱が身体の細胞を活性化させ満足感を得たからだろう。夢心地で現実に還りたくない気持ちとは裏腹に約束の診察時間が迫っていたので肌寒い脚を折って起き上がるとまた再度眼科に向かった。

着くとすぐに受付事務の方から眼の瞳孔を開く点眼液を注してもらう。そう間もないうちにピントがかすみ見えずらくなってきて眼が重くなる。携帯の文字を読むのもしんどいので診察まで瞼を閉じ休むことにした。

紹介されて受診して以来NYに行く前から面識のある眼科医のこのドクターは去年送った個展の案内をデスクの上に大切に保存してくれていたらしい。久しぶりに彼と話すと笑顔で「何時来るのか待っていたよ」と以前に相談した都内でも最高額でオペするレーシックを画とバーターしないか？と話しを持ち掛けられた。作品に価値を見出だしてもらえてるからこその話しであり、とても嬉しいオファーだけどその反面、自分のこの眼に本当に必要なのか？今一度考えさせてもらうことにした。

今回相談したのは何か黒い小さな埃のようなミトコンドリアなようなのが右目に見える症状を確かめに検査したのだが結果、今の症状は問題無いヒブンショウだからご安心をとのことで一安心。麻酔が効いて視力が安定せずにみえずらいまま夕方からは持病治療の為に紹介された次の病院へ向かった。

ここでの検査結果は今の段階で治療、オペするなら最新医療機器と技術のある某病院へ行った方が良いと言われ紹介状と処方箋をもらって次への展開に命を繋ぐ事となった。

朝から病院巡りでほとほと疲れた。ご褒美に衣類に貼れるカイロ１０Pとチップスを財布に残る最後の福沢さんで買って帰りの電車に乗った。どこも咳き込む人であふれ眼には見えないウイルスが蔓延している末恐ろしい景観の中、マスクをして秋葉原で乗り換えた。元気があれば無くしたMP3プレーヤーの後釜を見付けに下車したい想いも人混みのなかで増幅する疲労感が簡単に砕き去り長年暮らしている地元へとようやく辿り着く。

駅を降りて９９ショップで国内産の野菜を買った。みんなそれぞれにいい形をしてそれなりに自然っぽく感じる野菜達だが、どこにも有機栽培、無農薬、無化学肥料などとは書かれてはいない。果たして使ってるか使ってないかなど分からないが一緒にならぶ中国産よりはマシだろうというのも概念的憶測でしかない。

最近とても気になっているのは野菜や米、麦、塩、砂糖など口に入って栄養になるはずの食材に戦後間違った政策のもとで多量の科学物質を使用して作られた見かけ重視の既に死んでいる食べ物達と遺伝子組換えなどされたフランケン死んでいるベジタブル達の存在だ。自分の育った背景を振返ると、物心付く前から既に間違いなく完全に科学物質に汚染され農薬漬けの身体になってる。それらが長い間に身体に蓄積してあらゆる病気を引き起こし始め、警戒を鳴らし知らせてくれているのに長らくずっと無視してきたツケがどんどん身体に出てきてる。

現代病の癌や結核はもちろん、肥満、鬱、ストレス、心と身体の病の殆どは間違いなく、この一見の見栄えは良いが既に死んでいる食べ物達が原因だ。なんでそんなに言い切れるかと言えば、本能的に動物のカンを磨けば必ず分かる。すでに高い意識と行動を起こしている人達もいるけど絶対数が少ない上に、国を動かしているはずの人々が意識が低く、手前の欲にまみれて真っ黒では希望の光りは遮られてしまう。

この人類が長い間、自然界と調和してもらってきたからこそ今までの繁栄があり、その恩恵を省みずにろくに感謝ぜず、資本主義を押し通した現世の状態は非常に危険だ。
これは裏金で土地を転がした、脱税してる、公約違反だ、などと事実を歪めあってる永田町と霞町の脳足りん達に真っ先に話し合って欲しいことで、阿呆に任せておけないまったく次元の違う話しだ。これは今後に人類が生きるか死ぬかの問題なのだ。少しでも気付いているみんなで本当に身近な口に入るものから意識して行かないと本当にみんなの未来は滅茶苦茶になる。外食産業もコストと見栄え重視で科学調味料とは縁が切れないだろうし、やはり日々自己育成して自給自足するか、作り手のハッキリした信用できる農家から直接譲ってもらうしか健康への道はなさそうだ。

すべての命の源である太陽の陽は当たっていると本当に幸せな気持ちになる。
けれどこれもオゾン層が破壊されて有害なUVが増えているから「あったかいなぁ〜」「幸せだなぁ〜」と呑気なこと言ってらんない現実。
Hawaiiでの死亡率No.1は皮膚ガンだ。



下記は国家予算　医療費　をサーチして出てきたデータの一部。まぁ本当か嘘か、今まのでアメリカをなぞって軍事、肥満体国への道は歩みたく無いもの。アメリカも日本も他の国も利益優先でなく将来身体を壊さない有機無農薬の食べ物を自給自足し、他国に頼らないでも生きてゆける自立した生き方になりますように。そう、まず自分自身がそうできるようになりたい。

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なぜかマスコミには決して出てこない、アメリカの公務員数と医療費と国家予算を
乗せておきます。

アメリカの公務員の人数・・・２０００万人（平均給与６６０万円）

日本の公務員の人数・・・４２０万人（平均給与５８０万円）

アメリカの国家予算・・・３５０兆円

日本の国家予算・・・８０兆円

アメリカの医療費・・・２００兆円（肥満で車椅子の１００ｋｇ越え糞老人が数百万人）

日本の医療費・・・３０兆円（日本の老人はスリムで自炊している）