ここのところ世話しなかったけど4−5月をふりかえってみる。
東京の港区海岸で個展を1ヶ月間開催してみた。

作品自体や空間演出の完成度への自問自答が終らないままに会期が開催の1週間前に設定され、展示の仕方や広報などを含めた運営進行の全てを独りでまかなう難しさに直面していた。当初は始まってからでも会場に手を入れて仕上げれると考えていたのは誤算で毎日次から次に来場してくれるお客様のお相手で昼も夜も作業どころではなかった。

展示物はあたかもフルチンの自分がそこに居て、客観的に眺めると自分の望むレベルには到底届いていない現実は己の表現力の無さを実感させてくれて陳列してる事を続けているのが情けなく恥ずかしかったが幕を開いた会場へ沢山の人達が観に来てくれて皆が溢れるエナジーを分けてくれたのでまたモノ作りへと向き合う勇気をもらえた。

今までウェブで公開する事が本物の質感を伝えられない事から抵抗を感じていた。
オリジナル作品が持つスケール感やペイントの質感など直に観てもらえたので
良いとこも下手なとこも丸見えで自分自身にいい刺激になった。
公開して見せているものに言い訳は出来ない。ただそこにある作品が全てだ。
会場はマンションの1室なので展示物を照らす専用の照明設備などは無く、夕暮れからは作品の質感を観てもらうのが難しかったが、それでも来場した方々に楽しんでもらえたのは本人の隠れたエピソード話しだったかもしれない。
当初は作品名や詳細を記述したプレートを設置する予定で作っていたが、来た人が絵を観て、それぞれに想像を膨らましてくれ世界観を味わってくれていたので無記名のままにしていたが、これは良い所もあるけど投げっぱなしになってしまう事にもなりかねなく来場してくれた人達の全てに作品背景をフォローした同じ話しが出来る訳でもないので最低限の情報は伝えるべきで、音楽や照明など演出効果も含めて初歩的な当り前のセッティングを出来ないと全然ダメだと再認識した。自分の世界観を表現するにはもっと貪欲に現さなければ見せたい事が直球で伝わらずに会場立地などの風景と混ざりブレてしまう。
諸事情により魅せる演出効果は自分のしたいことの2割も現実に出来なかったが
なぜそうなったのか?原因を学なべた経験は貴重だ。今後は作品自体の制作精度もレベル向上するように精進したい。とにかくもっと修行して明確に作りたい世界を表現しなくてはこの想いは伝わらない。
今回、この個展の開催したことで、作品に感じてくれた人達が友人や知人などを連れてきてくれて、その人達がまた違う人達を連れて来てくれたので人の連鎖が広がる事を体感したのはとても大きな喜びと可能性を感じて人のつながりは大きな収穫だった。ゲストアルバムにある写真はご来場して頂いた方々のほんの一部分です。人手が無く全ての人を撮影出来ませんでしたが来て頂き本当にありがとうございました。
学んだ事を一つでも活かす為に時間がかかっても今後の活動に反映させて自分自身を成長させ少しでも世の中に還元してゆきたいと心から想った忙しい一ヶ月間。
多くの反省材料をもらい沢山の事に気付かせてくれた機会と魂の話しが出来た皆さんに心から感謝です。
p.s.自分の生きた分身達を長い間離れて暮らしていた母親や妹などの肉親に見せれたので風来坊な存在に少し理解を得れて良かった。来場してくれた親父が会場が閉まってる日に来てしまったので見せれずに残念だったので、次は内容の分かりやすい広報と会期中にお客さんが何時きても大丈夫なような運営をしたい。