関西での滞在でいつもお世話になっている仁川のばぁーちゃんが奄美へくる事になりました。
心筋梗塞で倒れて以来、身体の衰えから外でつまずき転んだりした事で歩く自信がなくなっていました。
そこでまずは外の空気をすったり空を眺めてほしいので近所から散歩するのに履き易いスニーカーを半年程前に見付けてプレゼントしたら時折会うたびに随分と元気に動けるようになってきてビックリ。健康食品であるアヴォカドの食べ方を紹介したのも良かったみたいで肌まだスベスベになってきてて更にビックリです。
そんなばぁーちゃんは温熱治療を長年してきて沢山の人々を助けてきました。僕も何度も身体が壊れる度に救ってもらっている恩人です。感性がとても豊かで出会って以来、人生や魂の話が出来る大切な友人であり、表現する生き方を信じて生きて行く同志でもあります。僕の絵をとても気に入って診療所に飾ってくれているのでいつか是非本当の自然の姿を観て少しでも感じてもらいたいと想っていました。
皆様のお陰でとても美しい宇宙が日々の暮らしの中に息づく奄美大島に10月からようやく落ち着いて暮らす家を借りる事が出来たので年功序列にお世話になってるばぁーちゃんを関西に行った機会に招いてみたところ少し考えてから「行きたい!!ずっと行きたいと想っていたのよ〜!!!」と素直に気持ちを返してくれたのでご家族の皆様や主治医さまとご相談の上でご了承を得れたので一緒に奄美へ飛んで来ました。
「生きてるうちに来れると想ってなかったわー」と着いて感動しっぱなしのばぁーちゃんを今日は早速、島の北部から絵にも描いた用岬や沿岸部をゆっくりと観てもらい美しいチョウチョが沢山暮らす秘密の原生林から海への小道を案内すると目を子供のように輝かせているのを観て人は何歳であっても心を解き放った時に初めて生きる喜びや充実を感じて幸せになるのだと改めて教えてもらいました。
残り後4日が素晴らしい滞在になりますように〜
島でゆっくりと身も心も癒してまた生きる喜びや活力にしてもらいたいです。