10/23、渋谷Duoで公演する東田トモヒロのツアーファイナルライヴにて絵を描いて欲しいと本人から電話で言われてから心も画材も仕度して本当にこの日が来てしまった。ワクワクと緊張が交互にくる胸の高まりが今も忘れられない。

張ってしまえばデーンと大きなカンヴァスも当日の現場で数時間前に張るのは力仕事で実際本番が始まる前にカナリの体力を消耗してしまい腕はすでにパンパンになっていた。。


始まる１時間前には会場入りしてきたお客さんとDJサウンドですでに高揚とした雰囲気になってきたので己の描く為の舞台をいちよカタチ整えて集中力を高めに楽屋に向かった。　
出演者達と話しを交わしながらストレッチして身体をほぐしながら東田くんやバンドメンバーと談笑してリラックス出来たお陰で緊張が和らぎ皆と一緒に楽しめる空気へと調整出来て救われた。本番の前のステージ裏では皆で手を繋ぎ魂と意識の共有を感じてからいざ、はじまりはじまり〜


音が鳴った瞬間に色々な考えや方法論はすべては吹き飛んでしまい


真っ白な大画面を前に直接さわりたくなった。


回りの視線を背中で強く感じなながらも意識を集中する


素直な気持ちで素手に絵具をつけて感じたままに表現した〜


東田サウンドに躍動した感性が自由に描く〜


時折、自らが陰になってしまいなかなか難しいところも、、


一番の難関は光が一定に安定せずに色のバランスをつかむのが大変だった。
自分で用意したライトとステージの照明と連動したスポットの光量が違い過ぎてたまにもの凄く明るい光を当ててくるタイミングを計りながら色目をチェックして調整する作業はぶっつけ本番の中でスリリングでもあり、まさにLIVEそのものだった。


描いては


光が来たらさがって現状を確認する


ゲストギタリストのウッチー登場で更にヒートアップして


興奮の中にも冷静をキープしつつ
気が付くと２時間１５分はあっという間に経っていた。。


ステージから名前を紹介してもらい歓喜の雄叫び！！


後ろでは最初からガン観していた方々から入れ替わり立ち代わり色んな人が居たようで時折、振返ったら小さな子供がキラキラな眼で観ていました。


ステージのアンコールに応えてペイントアゲイン


東田サウンドとこの時に集まった波動を感じて素直に自由に描かせてもらった一枚。
すべての命の連鎖にかかせない「火と水」の世界が現れた。


ステージが終わり振返るとライヴペインティングを観て気に入ってくれた人達が列をなしていたのにはビックリ。


この日はリアルペイントが沢山あったのでレプリカ作品のお買上げの方には裏にお名前と絵具で絵を描いてお渡しすることが出来たのでスペシャルな作品を皆さん喜んでくれてよかったです。


お互いにツアー中で金沢で出会いセッションして、豊橋で再会して２回目のセッションをした東田くんと今回３回目のコラボが出来てとても楽しかったなぁ〜

こんな幸せな仕事が出来たのもの関係者の皆さんや来場者の皆さん、
普段から制作活動を支えてくれている皆さんのお陰です

深い愛を感じた１日でした。皆さん本当にありがとうございます！！

この日に描かれたこの作品は１１月から初台にて開催される個展にて公開しますので是非観にきてくださいね〜　詳細はまたお知らせします

また皆さんと会えるのを楽しみにしています〜