今年の夏を振りかってみます。家の下のリーフに台風スウェルがヒットし始めると心が躍りだし波がドンドン大きくなってくるとウキウキからドキドキに変わり俄然真剣になります。
奄美で一番のビックウェーブポイント[VIRA]
ピークからインサイドまで超ロングライド、誕生日だったこの日は最高の波をプレゼントしてもらいました。
最高のビックウェーヴに乗らせてもらった板は徳島のレジェンド千葉公平氏のシェープです。
徳島の歌姫SALAと高知でコラボしてライヴペイントでグラフィックを描きました。80’sに削られたビンテージな古い板なので折れるのが心配でしたがダブルオーバーの最高の波にレールがスムースに切れ込んで最高なクルーズさせてもらいました。何回かヤバいセットに揉まれて折れなくて良かったですが引っ張られたリーシュが当たったテール部分がエグレて一部無くなってしまったので要修理です。
翌日は更にサイズアップで最高な波でした。
この日は愛知の久野実氏シェープの板にコラボしてペイントさせてもらったグリーンティーリーフにて大きなラインを描いてフリーフォールのテイクオフを1本の波で2回と高速のダウンザラインからの深いボトムターン、そして4、5回のリッピングと波の終りには感動して独り天に吠えてました。
ここはヤバい波の宝庫ですね。
タイフーンスウェルの時は外せません。
自分でシェープにも挑戦し始めて新たなる扉が開いてゆく感動を味わってます。
これも彫刻なのですね。しかも実際に乗って波と一体化出来る素晴らしさ!!
絵も好きなように描いて100%自分でコントロール出来るなんて夢のようです。
欲を言えば板の素材をもっとオーガニックなものから生成したい。
野外で削っても土に還る素材だったり、人体や他の生命体へ有害でないもの
現状では完全に科学物質の塊なのでこれはどうにかしたい。
ドでかい台風が近づくとクローズアウト、他の台風ポイントへ行くか屋根の下で出来る事します。
最近は気楽にドローイングしてます。心の向くままに素直に線を引きます。
普段は見せないようにしている一面や自分でも新たな発見があったりして面白いもんですね。
普段じゃまず波が立たないような所に巨大なセットが入ってきてたりして観てるだけでも仰け反ります。
自然は絶大な力があり人の想像など軽く吹き飛ばすスケールにいつも己の小ささを身に染みてたりして海や山はそんな当り前を自然と教えてくれる偉大な存在ですね。
ようやくシェープも仕上がってサイン出来ました。
次はペイントです。
やはり身近なものから様々な閃きをもらってます。
自然界の色や形は素晴らしいバランスで成立ってていつも感動します。
浜に打上げられた珊瑚や貝の欠片に麻ひもを通して大事な鍵や道具のキーホルダーにしたりして
海や自然界との繋がりをもっと身近に感じるような暮らしが好きです。
念願のオリジナルボードにペイントしてます。
どんな絵柄にしようか色々悩んでスケッチしたりしてたのにいざ描くとなったら寸前にまったく違う自由な閃きに任せて筆を運んだらこんな感じです。ロゴやメッセージも入れつつボトム面へ
雄大な自然の息吹に包まれこの星を感じて波乗りしながら奄美での制作は続く。
早く完成させてイイ波で乗りたいなぁ〜〜!!