ジャクソン ポロックの一生を垣間見てきた感想を少し。愛知県立美術館に集まったオリジナル作品70点は凄い迫力で全て観るとかなりグッタリした。館内で6時間を過ごし作品と向き合ったが1人の作家の一生をみるには余りに短い。会場のラストに展示されていた芸術誌への寄稿で語った文章の最後の六行に彼の世界感と表現への向き合い方が凝縮していた。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/6f1a492787e8bf51d3a068394e553f38/1324977203)
素直に表現した結果なのだろうけど彼の世界は悲痛な精神の叫びで溢れている。ゴッホの様な哀しみとは異質であっても見る側が真っ直ぐにぶつかり合えばやっぱり観ていてとても疲れてくる。それは時代背景も含めて哀しみから解放されようとする爆発的に放たれるエナジーに触れたから故か。普段過ごす家に彼の絵をかけたら気が変になりそうだけれど、これは個人的な感想であって見る人の意見は千差万別だろう。間違いないのは彼も絵と話せる1人の人間で作者がこの世から居なくなろうとも作品が生きている事だ。
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/6f1a492787e8bf51d3a068394e553f38/1325032299)
ポロックの再現されたアトリエ。
仕事する場所は欲しい
近い将来に何処かに構えて落ち着けるのか?全ては自分次第だ。
今までもそうだったように誠心誠意向き合って制作していればこの世の何処かでまた与えてもらえるかもしれない
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/6f1a492787e8bf51d3a068394e553f38/1324981990)
哀しみや苦悩だけが前衛芸術表現だという時代はとっくに終わった。
私は喜怒哀楽を感じるままに幸せや美しさを鮮やかに表現したい。
1. 無題
生きるということや、人間というものは必ずしも美しい部分だけでは成り立たないのかもしれないし、生きていたら目を背けたくなるような現実も存在して、そうゆうものに直面することもあって。
でもだからこそ同じ生きるなら、私は心地いいと感じる景色や絵や映画を見たり音楽を聴いたりして、たくさん笑って生きていけたらな、って思います。
だから、価値観は色々かもしれませんが、私は林さんの絵を見た時、人に癒しや元気を与えられる絵を描けるのが本当にすごいなぁって思えて心の芯から感動しました。
色々悩んでいた時だったのですが、やっぱり周りの人を笑顔に出来る人間でありたいな、と改めて思う良い機会になりました。
長くなってすみません~
お忙しいでしょうからコメントの返信は無用です。ただ伝えたかっただけなので。
3月の大阪で久々絵を見に行けるのを楽しみにしています~。
忙しくて大変かもしれませんが、これからもがんばってくださいね。
Re:maruさんへ
コメントを頂いてから返信するのに随分と時間が経ってしまいましたがとても嬉しくまた描く勇気をもらいましたぁ!!感じた事を伝えて頂き本当にありがとうございます〜
自分に出来る事はもう絵を描くことしかないのでこれからも正直で純粋に向合うのみです。宇宙からもらったエナジーや感動を描くことは自分自身ですぐに理解出来ない事もありますが絵は不思議な物で数年経ったり第三者を介して初めて解ることもあります。描く行為はとても原始的な行為なのですが観て感る事もまた至ってシンプルなのが好きです。絵は作者本人に取ってもやはりとても奥深く面白い世界ですね。感じたままに自由に表現することを心掛けてます
そんな極めて個人的な感動から描かれた絵が誰かの生きるチカラに少しでも成れているのであればそれは作り手冥利に尽きる喜びです。これからも精進して頑張りますので楽しんで観てやってください。
追って会場にいる日時を決めるので是非気軽に話しかけてくださいね
来月の大阪でお会いするのを楽しみにしております〜