建築物の谷間に染まる夕暮れを路上から見上げると淋しい気持ちになるのはなぜか
高い床からから一望すればこの世は広がり星に居るのを感じるのは空が沢山見えるからだろうか
天空と下界
この広大な大地に蓋をしてしまった都合に帳尻は合うのか?
彼奴もあの子も洒落ながら騙し騙され溶けてゆくのか?
心地好いのか?
麻痺しているのか?
日常なのか?
気が付いたローカルは見守るのか?
人間の欲望が渦巻くこの街は幸せも哀しみも全部呑み込んで生き(行き)場所の無くなった感情と思考と忍苦は上へ上へと伸びてゆくのか
天は知らんぷりしてるのか、微笑んでいるのか、感情などないのか、罰を与えるのか
巨大な人工渦を楽しみ楽しまれるのか
全てを覆い被せた後にその全てを露わにするのか
4000年前の人は4000年後を想像できただろうか
今を生きる人は4000年後を想像できるだろうか
ホームタウンで久しぶりに再会した友達と飲んでたら終電を逃して10km歩いて帰ることに。
奄美で畑を一日中歩いているのに比べたらたいしたことなかった。
車で15分、電車で18分の距離だ。
疲れていたからゆっくり歩いたら2時間かかったけど昔はみんなそうして生きていたんだよね。
ランナーならアップ程度で行ける距離だろう。
何処に居ても意識的に身体を動かして使わないと肉体が退化する
下界は渦を巻き生急いでいるのか
天空は誇り高いのか
All Photo & Word by ISAO HAYASHI