2012年の3.11はミッタカさんに誘ってもらいオーシャンブルーデイの海へ黙祷しに行く事になりました。海へとはやる気持ちを押さえつつサウススウェルで昨日のライヴペインティングの片付けしに寄ってもらいました。タカシさんにお店を開けてもらうのを待つ間も父と息子の絆を深め合う2人が微笑ましく、いい天気で既に幸せです~
飲み明けのタカシさんが到着してサクッと片付けさせてもらいましたぁ
数日前にタカシさんから「これ着とけやぁ〜」と愛の籠ったブルージャケットを譲って頂き、嬉しすぎて毎日こればっかヘビロテしまくってます。タカシさん、マジで感謝です!大切に着させてもらいますね〜 素晴らしい旅の相棒をありがとうございます!!
大阪市内から一路、和歌山へ。
おニューなブラック・プリウスαでクルージングしながらミッタカさんと時事の話しや近況、秘密なお話しなどトークはつきません。天気いいし景色も綺麗で気持ちよかったです~
磯ノ浦に着くと、狐の嫁入りで迎えてもらいました。どフラットにさざ波コンディション。波が無いとは分かっていても海は気持ちを受け止めてくれるのでやっぱりいいのです。
週末の賑わいが嘘のようにダーレもいない。
これもここのオーシャンブルーデイの現実なのですね。
堤防上で3.11を振り返りながら一息ついてテンちゃんに頂いたオヤツを袋から開けて手にし食べようとすると。。バサッと凄まじい音と同時に手には引っ掻き傷が残りオヤツは消えてました、。
上を見上げれば大きく見事なトンビが旋回してます。脚を見るとさっき食べようとしたオヤツをグラブしてるではないか! してやったりのトンビはグルグルまわりながらこれ見よがしに飛びながら食べるも??な様子。 ヤツが盗ってたのは泣く子も黙り大人も顔をクシャクシャにするスッパィ〜〜酢漬けの駄菓子でした。数回食べてなんじゃこりゃー!と空からポイッと捨てると眼光鋭くギラギラとした視線で睨み続けられ今にも急降下してこようとするモーションにドキドキです。
ビーチにはローカルが追悼の意味で立てたような杭を囲む石達が明らかに神聖な感じです。自然と手を合わせさせていただきました。
磯ノ浦は独特ののどかな雰囲気をもってるとこですね。
なんだかとてもホッとします
あのリーフの上で炸裂する波を想像するとここのDa・Dayに気持ちが高ぶります。
ビーチも綺麗で素敵なとこですね〜
ガードレールしかり、全てに味が感じれます。
ミッタカさんがお友達に連絡して頂きロコなお友達の所へご挨拶に行く事になりましたぁ〜 アロエが花を咲かせて、だんだんと暖かな春がやって来ているのが嬉しいです!
颯爽と塩さんが現れて「ついておいで〜」と声をかけて頂きフォローすると。。
着いたのはクリフサイドのすんばらしい高野さんのコテージでした。
ラナイからの眺めはもうそりゃー息を呑む絶景です。
塩さんに「あそこが○ポイントでここの下までずっと乗れるよ、いい波だよ〜
あそこからグフィーもいいよ〜、ここからなら全部見えるからね」と、奥座敷から全部観えて凄すぎてもうクラクラです。敬意を込めて写真はコラージュさせて頂きました!
この星を感じる素晴らしい場所から東北に襲った大地震の時刻に被災者の皆様や被災地の魂へ黙祷を捧げれる事が出来て本当にありがたいことです。地震だけでも恐ろしいのに揺れた後の20分〜30分でこの大きな海から想像を超えるとんでもないウネリの津波が来た事を想うと恐怖を通り越してこの超自然界の動きの中で絶えず身の振り方をいつも試されているのだと身が引き締まる想いです。今までの出会いしかり全ての命が連鎖して生かされている事を実感します。
このポイントを見渡せるこの場のチカラを感じざるおえません。素晴らしい眺めは美しすぎて恐怖でもあり、表裏一体のチカラを現しているようでした。
タカノさんは自らボード削りグラフィックも描くとのことで見習わせてもらいたいものです〜 美しい海と山に囲まれて心身を調整出来るであろうこの空間はハッキリ言って最高の場所です。果てるまで仕事と向合える夢のアトリエとはこの事ですね。
塩さんが「スゴイモンみしたげるよー」と連れて行ってくれたのは二つのシェープルームで奥にはナント!ジェリー・ロペスさんのオリジナルサインが入ったオールドシェィプボード!!んん〜〜 と唸りながらも塩さんのシェープしたサンセットガンも見逃せません!!! 静岡、鹿島の大地さんに直接見せてもらったアクリル板が入ったというブランクスを塩さんがシェープしたボードがあったりして自分のしたい事が出会いの連続の中で学ばせて頂き少しづつ現実に近づいている気がします。
場所をケムシさんのお宅に移し6年をかけて皆さんの手作りで作り上げている空間に自分の夢が重なります。ここでも素晴らしいレストアを施されていい表情をしたライトニングボルトに出会いました。美しいものは放っている空気感がすばらしく美しいのですね。
なんとも懐のある皆さんとの時間はあっという間に過ぎてしまいましたがミッタカさんに記念撮影して頂きました。撮る側が多く自分が写った写真はあまりないのでとても嬉しいです。
塩さん、タカノさん、ミッタカさん、ケムシさん、皆さんいいヴァイヴレーションでいい眼をしておられます。やはり海を身近に感じて生きて有限の生きる命と向合ってる方々特有の輝きをされているのが印象的です。皆さんとの出会いとこれからの出来事にワクワクします〜
ケムシさんは以前のNew Yorkで暮らしていたそうで今回が初対面なのに以前にも会った事がある感じです。どこでだろう?海でなのか、前世でなのか、シンパシーを感じます。お話を聞いたら毎日お世話になってるサウススウェルのタカシさん(奈良県で初のOSAプロサーファー)に昔サーフィンを教えた方とのことで魂の繋がりをここでも感じます。
この星はみんなが繋がり合って脈々と命を繋げて物事を丸く治めているのでしょうね。出会いによって成長させてもらってることを実感します。この10年は特に外国〜国内と様々な所を旅して沢山の方と出会い、皆さんの生きている経験や知恵を分けてもらい血と也、肉とさせてもらえて今日の自分があります。これからまた時が流れて何年生きれるかは天のみぞ知ることではありますが生きている限り使命をまっとうしようと改めて気付かせてもらった震災からの1年でした。
全てに感謝してこれからも自分とやってくる事柄に正直に向合ってゆきたいです。この海へまた還ってくるのを楽しみにして〜