屋上へ上がると都内が丸見え。
子供の頃からここで下界を眺めていたなぁ。住んでいた部屋は屋上から二階下でほぼ同じ眺めだった。
建物の合間に僅かな木々達が微かな癒しだ。
ビルがザクザク、スカイツリーも伸びてる。
部屋が多過ぎて蚕の棚みたい。
それぞれには人間の暮らしがあるのがゾとするけどこれも都会の真実。
晴天で遠くに薄っすら富士山が観える。昔はもっと見えてた。冬は空気が冷えて良く見える。
いい天気であの世に行くには丁度いいなんて想い始めてると危ないから下界に降りて来た。子供達が楽しそうに遊んでていい感じ。
見上げると大きな巨体がヌーとしてた。