この世でもっとも大切な人がいま病と闘っている。
可能な限り生きる気をおくり続けているが
もっと精神を集中する為に西の果てへ向う
屈託の無い元気な笑顔が戻ってくるように
そこは神々達が集う魂の家
生と死のタイミングは同調してるかのごとく
また独りの男が逝ってしまった。
3週間前にジャムってもの凄く楽しかったからまた彼に会いたいなーと思っていた矢先、あの世に行ってしまったレナードの魂にも逢えるかもしれない。
独眼の画家でありメローギターリストで70’sのレジェンドリーパイプライナーだった彼の最期は安心して寝る場所もなく、交番裏にあるCUPSHOPと名の付いたいつものビーチパークで死んでいるのをジャム仲間が見つけ知らせをきいた。
最後会ったのはjojoんちのまえでシェイキンのVANで寝る為にドアを開く彼だった
「身内が誤って家を無くし、ビーチで寝てたらポリスに$260のチケットを切られ身体の節々は痛く65にもなってこの暮らしはキツいなぁ」とは直接聞いた彼の最後の言葉だ。ジャムったときの子供のような笑顔とキラッと光った瞳には事実しか映ってなかった。
今週の土曜は彼の双子のシスタが立会い位牌を海にまくので所縁の者が集まり彼の魂を弔う もっと彼の話しをして一緒にいたかった 後悔しても時はすでに遅いことを心から悔やんだが一期一会とはこのことだとレナードは教えてくれた。thats Life
産まれた時から死に向って生きている
と言葉や表層では理解しつつも
本質を知るまでには深い経験を必要とするはずだ。
肉体は亡くなっても魂は死なないと信じてるけど
大事な人が生きているうちに気持ちを伝えられなければ
己が生きている意味は無いのかもしれない。
この数年間の意味がだんだんとわかってきた
精神を集中して無になろう