今日、来るべき日が来たという感じだ。ようやく見つかったアトリエだが大家さんの意向で来月の１０日には出なきぇればならなくなった。ということでここのステイもあと一ヶ月と10日間のみになる。と言う訳で躊躇無く40日間のカウントダウン開始。

この６年間を共にしたアーティストビザ（O-1）も年末の12月16日には切れるので更新するのか否か心を決めないとなら無い。

さぁ残された日をどう生きようかな

人は死ぬまであと一ヶ月だと宣告されたらどう生きるものなのか？

過去に２７歳の終わり頃、「このまま治療せねば君の命はせいぜいもってあと三ヶ月くらいだろう」と医者に言われた事がある。「あー自分の人生はこんなもんかぁ」というのがその時の感想だ。その時はとにかく仕事を沢山こなしてアーティストビザを取るという大義の為に無理に無理を重ねて自分を自分で殺していた。

現代医療にて蘇った我が身はその後、生きてこの世にいる理由をより深く探し始めた。カウアイはとても不思議な島で呼んでもくれるがある時期になると外に出される。ここでの生活は一からやり直すには過酷だが素晴らしい経験を沢山分けてくれた。早回しの様に生きてきた自分に自然のスピードと生きるバランスを教えてくれた。これは自分にとってとても大きな財産だが自分を追求するあまり、現実的に一人も幸せに出来てないのが今の自分だ。

誰でも死ぬと分かったら何処で何をしてきたのに関わらず今まで生きた証をこの世に残したいものなのだろうか？

正直な気持ち、出来ればこのまま此処に居たいものの、まだ行った事の無い所や他の文化に触れてみたいし、日本や世界に出てしなきぇればならない事は沢山ある。そんな気持ちで此処にこのまま居るのはどーしたものか？と思う日々だけに今日から期限が付いたのはいい事かもしれない。

昨日から木枠を組んでキャンバスを張り始めたところだから他のと合わせて一気に仕上げたい！ってリキんでもしゃーないけどケツが決まったからには何とかせねばね。まずどうしたいか？ビジョンをハッキリと持とう。鮮明なイメージは行動を飛躍的に促進する。向かう先と心が決まれば後は行動あるのみ。

さぁーて　自分と向き合う為にそろそろ呼吸を整えて瞑想しようっと