昨夜帰りがけにカパアの町を通り過ぎようとした時に身体に響く太鼓の音がしてダニーが言っていたことを思い出して車を止めた。
そこで開かれていたのはネイティブアメリカンのフェスティバルで覗いてみたら顔なじみのドミニクがALI OF HAWAII MCとしてセキュリティーをしていた。ビックアイランド以来の久々の再会に盛り上がって話していると周りにいたのは友人の友人でむこうはこっちを知っていたりして輪が繋がって行く感じを覚えた。
夜も深まる中、会場の反対から心地よいハワイアンミュージックが聞こえてきたので近づくと何ともいい歌声と演奏だ。日本へも頻繁に演奏をしに行くという歌手のレイと歌ったり話したりして盛り上がっていると、会場の主役であるネイティブアメリカンのチーフ、ブラックフォックスがやってきて自己紹介をすると「君は私のファミリーだ」と本物のイーグルフェザーをくれた。
たかが羽根一枚だが僕に取ってもはもの凄いものだ。チーフはダコタから来た人でシッティングブルやクレージーホースの孫に当たり本物からもらった本物のフェザーだ。
このフェザーを見ていると形がなんとも自分の今までの人生に見えてくる。
沢山の友達に恵まれ一日遅れの誕生日プレゼントとして僕はネイティブアメリカンの魂をもらった。