WQSが終わった翌朝は残ったプロ達が出場するローカルサーフィン大会が開かれるのでビーチへ様子を観に行くと次第に集まるローカル達から「もちろん出る んでしょ?」「え!出ないの!!」「エントリーまだ間に合うから出なよ!!」「祭りだから一緒に楽しもうよ」と皆に言ってもらいその気になって主催のロー カルプロサーファー、ユウセイに問合せたらまだ空きがあるってことで3000円払って出場することに。
今迄、波乗りを人と競うのが嫌で試合には出てこなかったけど、小波なのに心地良いドキドキがあるし、何より己の技術が丸裸になるので恥ずかしいけど見られる事で真剣になる。
一回戦は開始間際にドタバタしながらパドルアウトして必死こいて入ってくる小波に乗っていた。フンドシ姿のスモウマンにはカッコから負けていた?と思いきや結果は奇跡的のラウンドアップ!!嬉しかった(^ ^)
二回戦は干潮時でさらに小波になってのほぼガチな勝負。ロングライド出来た1本もあったけどリーフ剥き出しのインサイドではあわやクラッシュ寸前、怪我しないでよかった。。結果的には焦りからセットの波を待てずに小波に乗った波の上でキレなく踊るのが精一杯、全ての波をしっかりとメイク出来ずに負けた。
遊び気分で参加させてもらったけど乗り切れていない自分を発見して正直とても悔しかった。
誰かより上手くなりたい!と言うよりは純粋に己の技術をもっと向上させたい気持ちになり、とてもいい刺激と指針をもらった。
やっと奄美へ還ってこれたしカウアイ島で海や波乗りと向き合いもらったインスピレーションを描いたり制作しながら暮らしていた時の様にストイックに向き合いたい気持ち。
普段から好みの波にしか乗って無ければ試合の様な限られた条件、与えられた環境では想う様に乗れないのだと痛感する。小波だろうが、ジャンクだろうが、オンショアだろうが与えられた環境と条件で上手く乗るには練習あるのみ。
また振り出しに戻してもらったからここで制作も生活も波乗りもまたイチからやり直そうと想わせてくれた素晴らしい機会にトウトガナシ。
ユウセイをはじめ奄美の皆様、運営関係者の皆様、出場した選手の皆さま、応援してくれた皆様、サポートしてくれてるスポンサーの皆様、いつも協力してくれる友達みんなや、いつも支えてくれてる彼女や人があってこその今。
制作も波乗りも、また新たな気持ちで頑張ります!
本当にありがっさまりょん!!