今日タヒチから届いたウネリがサウスにヒットした。
普段とまったく違う光景に見慣れた風景が激変してあたかも津波がきているかのようだった。
ビーチからでも波は乗っている人の三倍以上あり、ものすごい勢いで炸裂し押寄せている。
ここハワイで使われている波のサイズを示すのにフィートがあるがフェイスでなく波の背中の高さを示していう。
さく一昨日にノースにヒットしたハワイアン6フィート(12フィートフェイス)もやばかったけど今
日のはホントに化け物だ。ラジオでも一日中高波注意報が出て16〜18フィート以上に上がっていた。
映像で見た事はあったが大量の水が押寄せている。
一本でもいいから乗りたいと海に入る。迫力に押されつつ高鳴る胸を抑え、いざパドルアウトしてまじかに見ると余裕で2階建ての家よりデカイ。
こんな状況につぎつぎに集まるサーファー達。身馴れた顔も多数いたが、この島にサーファーがこんなに居たのか?と正直思った。
ガンで誇らしげなオヤジベテラン組からショート、ブギボードの子供まで、かなりクレイジーな状況にクレージなー人達でピークはごった返す。それでもオアフのノースと比べたら少ないのだろうがイモ洗いだ。。
スネークするハウリ(白人)にハワイアンが切れて罵声をあびせる。おかまい無しに我の道を進む考え違いなハウリは少なくないが一部のおバカさんに戦争好きなアメリカンな行動とレッテルを貼られ溝は深まるばかりだ。
波待ちの緊張を強い日光がジリジリと照らす。
波が通り過ぎる瞬間、崩れ落ち白い霧となったしぶきに日光があたり虹が現れる。
キレイだ。
慌ただしい状況の中でも感動する。
波は大きいけど乗れる所はピンポイントで待っていると強烈なカレントに連れ去られてしまうので絶えずパドル。
ベテラン達に見習い、どうにか波を捉えていざテイクオフな瞬間にも進むべき所は人で埋まっている。
リップから下を覘くとまさにバーチカルな世界。
そんな状況で何本も逃したけど最後に一本乗って帰ってきた。
だんだん落ち着いていれる様になったので回りの状況も見えてきて、今日は此処に来てからの中でもかなりいい経験が出来た日だ。
夜は仲間と今日の波の話しで盛り上がりながらBBQしてウクレレジャムるがすさまじいストーム到来で雷&豪雨に駐車場のタープ下で続行。
昨日の夜は停電して電気関係はすべてストップ。
料理をしていた途中だったので見えないのは困ったがすぐにヘッドライトにて調理続行。
キャンプ生活は色々な知恵をくれた様でキビシい条件でもまずは腹ごしらえと落ち着いていられる。
今も止む事の無い強い雨と雷が「ゴーン」と何かありそう。
書いているそばからスゴい音が近くにおちた。お〜っと停電だ。
このネットワークも電気がなきぇればあり得ない存在。
自然の中では人の存在は小さい。
というわけで次の日のupになりましたん