昨日今日となんか変だ。今日の日中はあまりうまく使えないうちに日が暮れてしまった。後で後悔したく無いから海に向かったものの着いたら陽が暮れてしまっていたので出ようか迷っているところにちょうど岸に戻ってきたマークが「見てみろよ、いいセット入ってるぞ!出た方がいいよ〜」と勧められてパドルアウトしてみるもののピークに着くとすでに夕方でなく夜が始まっていた。
夕陽が微かに残る空の色が海面に反射してそこに水があるのが分かる。星空の輝く空に三日月が光り、月明かりでセットを待った。残されたのは自分ともう一人の二人だけで来たセットにさっそく食らいつくもレイトテイクオフでタイミングをはずし揉まれに揉まれる。気を取り直しピークに戻ろうとするも立て続けにセットが入ってきたのでこれでもかとダックダイブを繰り返してやり過ごしてからピークでまた波待ちしていると完全に暗くなってしまい静寂が怖さを膨らます。 タイドが変わりはじめ待てどもセットはこないくなってしまったのであきらめて戻る事にしてパドルし始めるとカレントに流されいつもと違
うルートにハマってしまい、気が付くと前方に岩が出ているのが見えるのに後ろから波に押されて一瞬泡食ったものの落ち着いて迂回出来たので事無きを得て無事に岸に戻れたのは本当に幸い。暗くなると日中とは全く景観が変わるので驚く事がある。
色々な経験をするのは価値があると思うものの何処に行っても生きて無事に戻ってこれなきぇれば最悪のシナリオになってしまう。もっと自らの行動に気を付けねば。。。とここまで書いて電話がなった。でると日本の古い友達のトモ・ヒラキからで「今BBQしてるから船で来いよ!!」って船で言ってもマニアワネェダロが! 短い会話を交わしただけだったけど旧友だけいいポイントを突いてきて今の自分にはくるものがあった。短いけど話せてよかったよ!ありがとな。
今夜は明日やる事を決めて、明日は機能的に過ごせるように頑張ろう。
写真は一昨日の夕方のセッションで志おりさんが撮ってくれていたのを頂きました。ありがとうございま〜〜す!!(誰が見ているかわからないものですねぇ。)
自分のサーフィンを自分では殆ど見た事がないけど想像と現実はカナリ違うのは確かな事。ブレイクする正確な位置をもっとバッチリ把握出来ないといいテイクオフ出来ないし、あらゆる状況に合わせて適応出来るようになるにはもっともっと鍛錬が必要だ。
自分のサーフィンは初めてやった17歳の頃から此処に来るまで殆ど成長していなかった。なぜなら自分にとっての海がとても遠い存在だった。とても好きなのに遠い。そんな状況と比べれば今は海がとても近い存在になり格段に進歩しているとは思うけど根本的にそんな簡単なものでもないからもっともっと経験を積む必要があるのは当然の事。 このHAWAIIでの生活は海に関してとても恵まれているだけに成長も早いと思うけど波乗りはスエルの入る沿岸部なら世界中で出来る訳だから自分を活かすべく視野をもっと広げていいはずだとようやく気が付き始めた。
ここは素晴らしいところだけど自分を活かす仕事が殆どないのも事実だけにきっちり仕事出来る環境で稼いだ上でバケーションで訪れた方がもっと南国気分を満喫できるだろうなぁ〜 なんて今頃になっておもったりもする。
ここに来たことで本当に沢山の生きる知恵と経験を肌で吸収出来たのは何事へも代え難い事だけど自分がここでスタックしている間にも世間は動いている。大切なものは失って初めてその価値が身に染みるものだけどもう少し利口にならないと無くしてから「あーぁー」ではあまりに勿体ないものもある。
こんなことを言ってること自体があまりに低能だと思うが自分のしてきた生き方は少なからず(大変)周りの人達の支えをもらい迷惑をかけて成り立っていたりするから今一度本当に自分をちゃんと見極めないとこの先は危うい。 アメリカの会社は2001年の設立から6年が経ち7年目を迎えたが本当にこのまま継続するべきなのか? アーティストビザ(O-1)は既に2回取得して計6年を迎える。
作り手としての自分が活きるべき選択を今一度考えたい。