アクスルシャフトとカバーを探しにジャンクヤードへやってきた。
ここにはこの島で人と共に働いた全ての車が仕事を終える前にやってくる。
沢山のドナー達が仲間を助ける為にこうして待っている
さっそく自分のものより少しレイトモデルを発見。90〜94年だと思う。
足周りはこんな感じ。くたびれてるけどまだ使えそう
右はぶつけてるので使えなさそう。
一緒に見に来たルームメイトのTomioが「いさお!同じのがあるぞ!!」と声をする方を見ると
同年式のTrooper!!
見て泣きそうになる。2年前に車のフーエルインジェクションが壊れて、ここまでヒッチハイクしてパーツを探しにきた時に乗せてくれた車だった。 あの時すでに調子は良くなさそーだったけど、ここでこうして見ると切ない。持ち主も元気なのだろうか。。
いや、当時フューエルインジェクションをもらったのはこの車からだったかもしれない。
同じネイビーだったしな。。でも当時のドナーがまだあるとも思えないし、バックミラーのレイは乗せてくれた人の面影を感じる。
肝心の足回りはこんな感じ。同じ所がダメージきてる。
年式も同じだけに劣化する箇所も同じなのはものの道理だろう。
仮に移植するにしてもかなりのおお仕事だ。
ここで
ドナーとしての役目を待ち
誰も必要でなくなったとき
スクラップになる。
パーツはつまれて
ボディーは潰され重ねられる。
いつか自分の車もここにきてこうなるのだろうか
今まで何台の車をここにおくっただろう
同じではないけど最期の最後を看取るのは人も車も辛い
寿命をまっとうした!と思えば気持ちは晴れやかになるものか?
人と機械は全く違うけど 個性があるのでどこかかぶる部分がある気がする
共に生きると親近感や情、思い入れも強くなる。
本質が凝縮された一つのものを直しながら長く使っていくのが好きだけど
どうしようも無い時がある。